【答えに差がつく！】化粧品メーカーの面接で聞かれる質問と面接官が知りたいこと

面接の場で緊張してしまい質問の意図が上手く汲み取れずにズレた回答をしてしまう、という失敗はよく聞く話です。が、できることならばそんな失敗はしたくはないですよね。「面接で面接官が知りたいことが分かっていればいいのに」と思ったことはありませんか？そこで今回は「化粧品メーカー」の面接で実際によく聞かれる質問例とその質問から面接官が知りたいことをRDサポート目線でご紹介いたします！転職の面接では、ご自身と同じような経験を持つ方がライバルになります。経験は募集要項と合致しているはずなのになかなか内定に繋がらない…。という方も面接での答え方を少し意識してみてください。

化粧品業界を選んだ理由、興味のきっかけ
転職の場合、すでに化粧品業界でのご経験をお持ちの方が多く、面接では製品へのこだわりや今後やっていきたいことを聞かれるイメージが強いかもしれません。もちろんそういった質問も聞かれますが化粧品メーカーの面接ではまずは「この会社」をの前に「化粧品業界」を選んだ理由を良く聞かれています。物語でいう第一章、「出会い編」ですね。化粧品へ興味を持ったきっかけと合わせて、どうして化粧品業界を選んだのかこだわりをご自身なりにきちんとストーリーで答えられるように準備しておいた方が良いです。

【質問例】
・化粧品に興味を持ったきっかけは？
・化粧品業界を選んだ理由は？

☝RD的ポイント
化粧品は食品などに比べると誰しもが身近に感じる商品ではありません。その上でなぜ「化粧品業界」を選んだのか、を面接官は知りたいのでその辺りも踏まえて答えられると良いです。中途採用の場合、すでに化粧品業界を経験されている方が多いですが「前職の経験が活かせるから」といったことではなく「化粧品業界」であるこだわりと理由をしっかり押さえておきましょう。

今現在の「化粧品」に対する関心
この質問も化粧品メーカーの面接ではよく聞かれる傾向があります。上記の化粧品業界を選んだきっかけ、理由に近いですが、この質問は今現在の化粧品への興味・関心を聞かれています。化粧品は質感や付け心地など細部にまでこだわりが強い製品です。またトレンドのサイクルも非常に速い業界でもあるため、ご自身でも化粧品に対するこだわりがしっかりと持てているかどうかは重要となります。質問としては、実際に使用している商品や面接を受ける会社の商品に対して聞かれたりしています。トレンドの把握力、マーケットへの興味・関心について聞かれても仕事で活かせる流れで答えられるように準備をしておくと安心です。

【質問例】
・面接を受ける会社の商品に興味を持っているか／面接前にサンプルを取り寄せるなど実際に商品を使用しているかどうか
・今使っている化粧品と選んだ理由
・どういうビューティ・コスメ雑誌を読んでいるか、店頭で最近気になる商品は？

☝RD的ポイント
化粧品に興味があることを大前提として、普段からどのように化粧品業界の動向やトレンド把握しているのかだけでなく、面接を受ける会社の商品に関しても聞かれることがありますので、商品をサイトで確認するだけでなく、どういった販路で販売されているのか、実際に手に取ってみてどういった商品なのか確認しておきましょう。過去には、実際に面接を受ける企業のサンプル商品を使ったことがないと答えて、お見送りになったケースもあります！

こちらは質問とは異なりますが、化粧品メーカーでは社風に合いそうかどうかも重視しています。化粧品メーカーでいう社風とはブランドイメージと近しいところがあります。例えば、オーガニック化粧品を扱う会社では、温かみのある優しい雰囲気を感じさせるなどそういった印象の部分が選考結果に反映した事例もあります。面接では、人物の印象や雰囲気も見られていますので、面接を受ける会社がどういったブランドイメージなのかも事前に確認しておきましょう。ご自身と社風が合うかどうか、面接で何か違うとならないためにもブランドイメージの確認は応募前からしっかりと確認することをおすすめします。

面接はつい緊張してしまいがちですが、面接官側が面接で何を知りたいのかを知っておくだけで、質問の意図への理解度が変わってきます。焦って質問の意図とは違う回答をしてしまい、失敗しちゃった…なんてことがないように。またライバルも同じく企業の募集要項を満たした上で面接へ進んでいるのです。一緒に働くということは、経験の合致以外の部分も重要であるということを意識して、落ち着いて面接に臨んできてくださいね。