「食品」「化粧品」「バイオ・ヘルスケア」業界専門の転職エージェント

採用担当者に「会ってみたい」と思わせる履歴書・職務経歴書作成の2つの心得

公開日:2020/02/25 更新日:2020/05/20
採用担当者に「会ってみたい」と思わせる履歴書・職務経歴書作成の2つの心得

転職活動を始めるにあたってまず皆さんがやらなければならないことのひとつは履歴書、職務経歴書の準備です。そもそもどのように書いたらいいか分からない、時間がない、面倒だなと思う方も多いのではないでしょうか。とりあえずネットで色々な見本を見て書く方もいると思いますが、まず大事なのは「何のために書くのか」という目的意識があるかどうかです。「とりあえず」「何となく」の気持ちで書くのは絶対にNG。

そこで、今回は履歴書・職務経歴書を書くにあたって、テクニックやノウハウではなく、その前に知っておいていただきたい2つの「心得」をお伝えします。実践的なテクニックやノウハウは追って発信していきます。

【其の壱】転職活動では常にライバルの存在を意識する

履歴書・職務経歴書を作成する際にまず念頭に置いていただきたいことは、採用担当者は非常に多くの応募書類を見ているということです。つまり応募先には見えないライバルがたくさんいるということです。

その中から「この人に会ってみたい」と思わせなければなりません。そう考えると、内容が希薄な応募書類と、今まで「どこで・何を・どのように・どのくらい」経験してきたのかが明確で、人柄を感じる応募書類のどちらが書類選考を通過する確率が高いかは、想像がつきますよね。履歴書・職務経歴書は「経歴をただ伝えること」が目的ではありません。「面接で会ってみようと思ってもらうこと」が目的です。つまり書類選考を通過するために、「見やすく」「分かりやすく」「丁寧に」「魅力的に」書く必要があるのです。

また、採用担当者は複数の職務経歴書に目を通すため、ボリュームが多すぎないこともポイントです。多くても3枚程度にまとめることを意識しましょう。

【其の弐】履歴書・職務経歴書は商品ラベルと同じ

普段、買ったことのないお弁当や飲み物、初めて買う化粧品など、陳列されている商品の中からひとつを選ぶ際、何を見て「これにしよう」と決めていますか?様々な種類がある中で、商品ラベルの内容(商品名/キャッチコピー/材料/デザインなど)を見て「これにしよう」と選択しませんか?逆にどの商品にもラベルが無かったり、ラベルの内容がよく分からない・読みにくい場合は、どのような商品なのかイメージができずにどれを選んだらいいのか困ってしまうのではないでしょうか。この「商品ラベルを確認→購入」という思考は、実は書類選考の担当者の思考とよく似ています。

採用担当者も、応募者がどのような人なのかまずは履歴書・職務経歴書を確認しイメージをします。そして自分(自社)の求めている人材要件に合っていそうだと感じた場合に会ってみようと判断するのです。先ほどの買い物の思考と同様、情報が少ないまたは整理されていない応募書類では、採用担当者も人材要件に合っているのか判断ができず会ってみようという判断に至らないのです。詳しいことは面接で自分の口から話した方が伝わると思うかもしれませんが、心得【其の壱】を思い出してください。そこにはライバルがたくさんいます。履歴書・職務経歴書はその中から書類選考を勝ち抜くためのあなたの商品ラベルです。

まとめ

転職市場においては皆さんが自分自身をPRします。そしてそこにはとても多くのライバルがいるのです。転職活動は就職活動と異なり、会社説明会もなければ集団面接もないケースがほとんどです。そのためライバルの存在が希薄になりがちですが、常にライバルの存在を忘れなければ履歴書・職務経歴書の作成においても、誤字脱字はもちろん無いように、読みやすいフォントは?フォーマットは?自分のPRポイントは?と考えていくことができるのではないでしょうか。

履歴書・職務経歴書作成の心得1

転職市場にはライバルがたくさんいる

履歴書・職務経歴書作成の心得2

応募書類はあなたに「会ってみたい」と思わせるための重要情報

履歴書・職務経歴書の作成をする際には、是非この2つをの心得を思い出して、採用担当者に「会ってみたい」と思わせる応募書類を作成しましょう。

RD SUPPORT無料転職支援サービス

「食品」「化粧品」「バイオ・ヘルスケア」業界専門の転職エージェントとして
コンサルタントが、あなたの納得のいく転職活動をサポートします。