転職Web面接(オンライン面接)の服装マナー3選 – 失敗NG例と対策

公開日:2022/02/18 更新日:2025/03/17
転職Web面接(オンライン面接)の服装マナー3選 – 失敗NG例と対策

今やWeb面接が一般的な選考手段となる中、Web面接時の服装に迷う方も多いのではないでしょうか。最近では、選考フローにカジュアル面談を導入する企業も増え、「服装自由」「普段通りのオフィスカジュアルで」と案内されることも珍しくありません。とはいえ、言葉そのままに受け取ってジャケットを着用せずに臨んだら面接官側はジャケットを着用していた、といった気まずい場面は避けておきたいところです。
そこで、ぜひ本記事を参考に、Web面接での基本となる身だしなみと、Web面接だからこそ避けておきたい服装について知ったうえで面接に備えましょう。

その1 Web面接でもカジュアルな服装はNG

基本的に、Web面接でもカジュアル面談であっても「企業の方と話す機会」ではジャケット着用は必須と考えましょう。仮に企業側から「普段通りの服装」や「服装の指定なし」と案内があっても、ジャケットを着て印象が悪くなることはないため、着用するようにしましょう。特に男性は、ネクタイも着用しておくのが無難です。

具体的なポイント

・ジャケットを必ず着用する・男性はネクタイを着用、シャツの第1ボタンは閉める
・女性は白などの顔色が明るく見える白や淡い色のインナーを着る

また、意外と見落としがちですが、以下のような点も注意が必要です。

・ボタンダウンカラーのシャツは避ける
・女性のインナーは首回りがシンプルなデザインを選ぶ
・髪型(特に前髪)は乱れないようにまとめておく

シャツはワイドカラーが無難でビジネス向けです。普段は仕事でノーネクタイ、ボタンダウンカラーを着用している方もWeb面接の場では避けておきましょう。

女性はワイシャツ以外にブラウスでも良いですが、首周りに華やかな装飾やボリュームがあるデザインは控えておきましょう。また、Web面接では画面越しの情報が全てになるので、前髪を直すしぐさなどは非常に目につきます。何度も髪の毛を触るしぐさはあまり好印象とはいえませんので、無意識にでもそういったしぐさがでないように髪型もきちんと整えておきましょう。

普段はオフィスカジュアルで働いている方も、面接ではフォーマルさを意識した装いが重要です。些細な部分こそ、印象を左右するポイントになります。

 

その2 カメラに映らない部も気を抜かない

Web面接では画面上に映る範囲は上半身がほとんどです。そのため、映っていない部分は気を抜いてしまう方が中にはいらっしゃいます。実際に姿勢を正すタイミングでスウェットを履いていた姿がチラッと映っていた…ということも実際に耳にします。全身スーツを着用する必要はありませんが、仮に映ってしまっても支障のない服装をしておくことを心掛けましょう。

髪型や髭、メイクなども含めて画面越しに見える自分を客観的にチェックすることが大切です。

Web面接では、ちょっとした油断が面接官の印象を左右します。映らない部分だからこそ気を抜かず、「どこが映っても大丈夫な状態」を整えておきましょう。

その3 ネイビー×ネイビーは避ける――Web面接特有の注意点

ネイビーのジャケットは、黒よりも柔らかく落ち着いた印象があり、男女ともにビジネスシーンで人気の色です。しかしWeb面接においては、ネイビーのジャケット×ネイビーのインナー(ネクタイ・ブラウス)の組み合わせは避けた方が無難です。特に濃淡の濃い色味は要注意です。

理由は画面越しの映り方にあります。オンライン上では背景や照明の影響を受け、濃いネイビーは思った以上に暗く映るケースがあります。そうすると、濃いネイビーなどは黒に近い見え方となり、まるで葬祭時の服装のように見えてしまうことがあります。対面であれば問題ない色合わせでも、Web面接では「暗い」「重たい」印象につながりかねません。ネイビーのジャケットには明るい色のネクタイやブラウスを合わせる、もしくは明るく映る色味のジャケットを選ぶのがベターです。

Web面接でも服装への配慮を忘れずに

Web面接では、対面とは異なる点が多く、「画面越しでどう映るか」を意識した服装選びが重要です。オンラインだからといって気を抜かず、適切な身だしなみと配慮をもって臨むことで、面接官に信頼感や誠実さを伝えることができます。

自分に似合う色や形、素材の選び方は下記の記事にて具体的に解説をしています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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